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弟子から職人へ、熱気を繋ぐ──11月の合宿(弟子合宿・職人合宿)を実施しました

こんにちは。広報のshin3です。
ソニックガーデンでは定期的に「合宿」をして、普段は全国各地でリモートで仕事しているメンバーが集まり、リアルの場で相互理解や会社全体のすりあわせを行っています。

前回の5月の合宿レポートはこちら
https://www.sonicgarden.jp/join_us/blog_articles/gassyuku_2505

今回、11月の合宿に広報の私が初同行してきましたので、レポートをお送りします。
(昨年中途入社したばかりの私にとっては、ほぼ全員が「リアルでは初めまして」となり、挨拶まわりの良い機会となりました)

今回の会場は、ソニックガーデンの合宿の定番「マホロバ・マインズ三浦」でした。
前回は弟子と親方で日程も場所も別々でしたが、今回は同じ会議室を使用し、前半に「弟子」、後半に「職人」と、バトンを繋ぐように開催しました。

会議室の窓から海が見えました!

弟子合宿:著しい成長を見せた若手たち

前半の11月26日〜27日は、ソフトウェア開発者として修行中の若手たちによる「弟子合宿」です。

全国から14人の弟子たちと、彼らの師匠である「親方」たち5人が集まり、久しぶりの再会を喜びながらスタートしました。
1日目の午後は、この半年間の個人の「YW(やったこと・わかったこと)」の発表からスタート。続いて、代表の倉貫から半年間の「会社全体のYW」が共有され、それをもとにグループディスカッションを行いました。

自分の成長をふりかえる弟子

翌2日目の朝は、全員でラジオ体操で体を動かした後、個人の「MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)」を作成。最後は「宣言大会」として、自身が作成したMVVとともに、次の半年で取り組むことを宣言しました。
この「個人MVV」は、プロサッカークラブ「水戸ホーリーホック」の取り組み(https://kuranuki.sonicgarden.jp/archives/35040)を参考に、今回の合宿で初めて実施しました。メンバーそれぞれが自分の価値観に向き合い、言語化して共有し合う貴重な機会になりました。

経営課題を考えるワーク

私が合宿の様子を見ていて感銘を受けたのは、弟子たちの強い向上心と、他の弟子仲間たちと切磋琢磨し、お互い刺激しあっている様子でした。
若者たちの「この半年間」の発表には、素直な成功と失敗が詰まっていて、濃い時間を過ごしている様子が伝わってきました。
また、弟子たちを見守る親方たちの温かいまなざしも印象的でした。

弟子の発表を見守る親方たち

職人合宿:弟子の存在を実感しつつ、深まる議論

弟子合宿が終わる頃、入れ替わりで職人たちが会場に到着しました。

この「入れ替わりの瞬間」には、今回ならではの発見がありました。
ベテランの職人たちが、一堂に会した弟子たちの姿を見て、「若い人がこんなにたくさんいることを、初めて実感した」と口々に感想を漏らしていました。リモートワーク中心の私たちにとって、リアルの場で大人数が集まる光景はあまりなく、会社の未来を担う若者たちの層の厚さを感じる機会となりました。

こうして始まった11月27日〜28日の「職人合宿」では、全国から集まった約30人の「職人」たちが、弟子と同じカリキュラム(YW発表、経営課題の共有、MVV作成・宣言)に取り組みました。
カリキュラムは同じでも、そこは百戦錬磨の職人たち。議論の内容は異なるものになりました。
個人の半年間の報告でも、経営の「YW」を受けたディスカッションでも、視座の高い意見が飛び交い、改めて職人たちの実力を感じました。

グループワークする職人たち
倉貫による経営課題の共有

最後には、職人たちも個人の「MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)」を考えた上で、今後半年の取組みの「宣言大会」を行いました。

今回、私が初めて2つの合宿に同行して気付いたのは、確かに職人たちは弟子たちよりもハイレベルな議論を交わしているのですが、根底にある向上心や宣言の熱量は共通していることでした。
管理職がなくずっとソフトウェア開発者であり、親方であっても役員であっても「納品のない受託開発」の担当者としてプレイヤーであり続ける、という組織の面白さを改めて発見しました。

次回に向けて

職人たちと弟子たち、ソニックガーデンの現在地と未来を再確認した、濃密な3日間でした。
今回は日程を分けてのリレー開催でしたが、弟子たちの急成長と、職人たちが弟子たちから受けた刺激を踏まえ「職人と弟子、全員で一緒に合宿できないか」という構想も持ち上がっています。

今後もソニックガーデンでは、こうした場を通じて個人の成長と会社全体の組織作りを両立させ、よりよい価値提供を目指していきます。

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