株式会社クラシコムとの長期的なパートナーシップ強化を目的とした資本業務提携に関するお知らせ
株式会社ソニックガーデン(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:倉貫 義人、以下「当社」)は、株式会社クラシコム(本社:東京都国立市、代表取締役社長:青木 耕平)との間で、両社の独立性を維持しながら長期的なパートナーシップを強化することを目的とした資本業務提携(以下「本提携」)契約を締結いたしましたので、お知らせいたします。
1. 本提携の背景と目的
当社は、「いいソフトウェアをつくる」という経営理念のもと、月額定額制の顧問契約モデル「納品のない受託開発」を主力事業として展開しております。本事業の根幹は、お客さまと短期的な受発注の関係に留まらず、長期的な視野で事業の成功にコミットするパートナーシップを構築することにあります。
株式会社クラシコムは当社の重要なお客さまの一社であり、同社の事業の中核を担う基幹システムの開発パートナーとして、良好な信頼関係を築いてまいりました。この度の提携は、この関係性をさらに強固なものとし、今後10年以上にわたる永続的な協力関係の基盤を構築することを目的としております。
2. 本提携の内容
本提携は、当社が株式会社クラシコムの第1回新株予約権を引き受けると共に、株式会社クラシコムが当社の新株予約権(当社の発行済株式総数の5%に相当)を引き受ける、相互の形式で行われます。
本提携による相互の所有株式比率は、両社の経営の独立性に影響を与えない範囲に留まります。また、新株予約権の行使には「株式会社クラシコムの連結売上高が200億円を超過すること」を条件としており、両社で事業成長の目標を共有し、その達成に向けて邁進してまいります。
3. お客さまへの影響について
本提携による、当社の経営方針および事業内容への変更はございません。これまで通り、すべてのお客さまとのパートナーシップを最優先に、変わらぬ理念と体制で価値提供を続けてまいります。
4. 代表取締役社長 倉貫 義人のコメント
「『納品のない受託開発』の理想は、お客さまと末永く、深く、事業の成功を共に喜び合える関係を築くことです。今回のクラシコムさまとの新しい試みは、その理想をさらに一歩前に進めるための挑戦です。今回の取り組みを先駆けとして、ソニックガーデンは、ご希望されるすべてのお客さまと、単なる受託関係を超えた永続的なパートナーシップを築いていく可能性を常に探求してまいります。これまでと変わらず、すべてのお客さまの事業に真摯に向き合い、『いいソフトウェア』を追求し続けてまいります。」